ちょっと味見を(9) 芽かぶ茶
先達をしている遍路旅の途中で、しまなみ海道の大山祇(おおやまずみ)神社を訪ねた。宝物館には、源頼朝や義経など、名だたる武将が奉納したと伝わる国宝や重要文化財の武具が、たくさん展示してあるからだ。
そばの「おみやげナガノ」の女性が、神社を案内してくれた。お礼も兼ねて、その土産物店で買ったのが、芽がぶ茶。湯のみに入れて湯を注いで飲む。芽かぶはワカメの一部で、それを乾燥させ、しょうゆなどで少し味をつけている。お茶として飲むのもいいのだが、ついボリボリとかじってしまう。(梶川伸)2015.03.19
更新日時 2015/03/19