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押しつけ花物語(03) ネジバナの気品

ネジバナのほか、スベリヒユ、エノコログサ、ユキヤナギなど

 ネジバナは名の通り、細い茎に小さなピンクの花が、ねじのようにせん状にまとわりつく。
 たいていは、そこらの背の低い雑草の中で咲く。茎はスッと伸びているし、花は小さいながらピンクは華やかで、結構目立つ。それでいて、花が茎を覆ってしまうわけではない。そこに、気品がある。
 ねじの状態のままで押し花にすると、僕の技術では花の色が茶色になってしまう。だから、花をはずして押す。花は小さすぎて、形は崩れてしまうが、色はピンクが少し残る。それが奥ゆかしい。(梶川伸)2014.07.18

ネジバナ

更新日時 2014/07/18


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