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風船バレーボール 健常者も障がい者も楽しむ

ボールを次の人が触れやすいよう、打ち上げるのも練習が必要

 ゴム風船を使った「風船バレーボール」のチームが豊中市にある。チーム名を「マチカネワニ」といい、車椅子利用者と健常者の23人が所属し、豊中市立障害福祉センターひまわり(豊中市稲津町1)で毎週土曜日に練習をしている。
 風船バレーボールはバレーボールに似た球技で、バドミントンのコートを使い、直径40センチのゴム風船を地面に落ちないよう手や腕で打ち上げる。1チーム6人で、ルールはバレーボールに似ているが、チーム全員が1度はボールに触れないと相手のコートにボールを返せないなど、独自のルールがある。年齢や障がいの程度にかかわらず気楽に参加できるので、リハビリテーションなどに用いられることもあるという。目の不自由な人が参加する時は、鈴が入った風船を使う。
 マチカネワニの代表、上治正和さんは「障がいのある人もない人も一緒に汗を流すことができるスポーツです。いろんな人に参加してほしい」と話す。風船バレーボールは、北摂大会や大阪大会、関西大会など、全国で競技会が開かれており、マチカネワニも参加している。
(早川方子)

更新日時 2014/03/11