このエントリーをはてなブックマークに追加

子どもと楽しみたい絵本 よちよち編28

「わたしのすきなもの」作:フランソワーズ・セニョーボ 訳:なかがわちひろ(偕成社)

【わたしのすきなもの】
 末っ子が小学生の時に所属していた野球チームは、人数が10人ほど、低学年主体の弱小チームでした。相手は6年生、5年生のチーム、我がチームは主力が3年生ですから、勝てるはずがありません。勝てないまま、野球を辞めてしまうのかと心配していました。何回負け試合を経験したのか、忘れるくらいに時が経ったころ、やっと、つかみとった初勝利。みんなの喜びようは、大変なものです!しばらくすると、「今日の夕ご飯はステーキ!」、「焼き肉!」、「おすし!」など、あちらこちらで声があがってきました。その声の中で、ひときわ大きな声で「たこ焼き、満腹食べたい!」という言葉が聞こえてきました。顔を見るまでもなく、我が家の末っ子です。たこ焼きは彼の大好物。この作品は、好きなものがいっぱい描かれています。季節や動物、お祭りなど。そして、最後に「あなたの すきなものは なあに?」と。私の答えは、家族の笑顔です。(絵本を楽しむ会・M)

更新日時 2013/01/09


関連地図情報

関連リンク