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同窓会のノウハウ④ 開催前に準備するもの

できるだけ無駄を省いて、お金をかけずに思い出づくりを強化した

 豊中市立第九中学校で6月に開かれた同窓会総会には約200人が来場した。会場は体育舘だったため、当日の体育館でのクラブ活動は中止してもらえるよう、事前に学校側に頼んでおいた。
 当日の来場数がわからなかったため、同窓会総会事務局は、500人分の使い捨て紙スリッパ、靴を入れるポリ袋、名札、缶ジュースなどを用意した。事務局長を務めた松本泉さんによると「余っても学校に寄付できるもの、もしくは次回の同窓会開催の備品として使えるものを購入した」という。一方、購入しなかったものは、ゴミ袋、紙コップ、紙皿、割りばしなど。菓子類など食べ物は出さないと決めた結果だった。パイプ椅子や長机、シート、拡声器(マイクなど)は学校から借りることができた。
 食べ物を出さなかったのは、会費は取らないと決めた結果でもある。同窓会協力金という名目で徴収する案もあったが、「お金を取られるなら、総会後の同期同士での飲み会に参加しにくい」などの意見が出た。そのため、50歳以上の同窓生からだけ1人1000円を徴収し、それで総会の諸費をまかなうことができたという。(早川方子)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第44号(2012ンエ10月11日)

更新日時 2012/10/09


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