同窓会のノウハウ① 幹事会を結成する
マチゴト40号に掲載した「豊中九中、30年ぶりの同窓会」の記事に、読者から「私もやってみたい」などの声が寄せられた。そこで、豊中市立第九中学校で同窓会総会を開いた世話人(幹事)の1人で同窓会事務局長の松本泉さんに、開催するまでの活動経験を聞いた。
同窓会を開くにあたり、最初に必要なのは同じ思いをもつ仲間だが、どうやって幹事を集めるのか。松本さんの場合は、同級生十数人と今も連絡を取り合っており、たまに集まって飲む機会をもっていた。その飲み仲間が、自然と幹事役を引き受けたという。
「幹事といっても堅苦しいものではありません。ぼくたち幹事の集まりは、最初の20分だけ真面目に話し合い、後は飲んだり食べたり歌いに行ったりと、普通の飲み会と変わりませんでした」と話す。松本さんらのモットーは「焦らず慌てず陽気に」。そうでなくては、幹事会も続かないだろう、との判断だった。
「ただ、多少なりともお金が絡むので、代表者や会計などの担当だけは決めていました」。まずは連絡が取れる同級生と飲みに行くことから始めてみるのもよさそうだ。
(早川方子)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第41号(2012年7月12日)
更新日時 2012/07/13