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上野小にニュージーランドから教育実習生

児童らと一緒に競技の準備を手伝う実習生たち

 ニュージーランドの国立カンタベリー大学で小学校教職課程を学ぶ学生6人が、豊中市立上野小学校で教育実習を行っている。10月6日には運動会に参加し、競技の準備を手伝うなどして、児童と交流した。
 学生代表のタッシュ・ローレンスさんは「ニュージーランドでは日本のようなチーム分けした運動会はなく、どの競技も面白かった。1年生でもしっかりとダンスを踊っていたことや、会の進行がスムーズなことにも驚いた。教師になったら取り入れたいことばかり」と話した。
 実習は12日まで行われ、ニュージーランドの文化や地理などを教える。最後のお別れ会では、先住民族マオリ族の歌を披露するという。
豊中市教育委員会は、今回の実習生受け入れをモデルケースとし、コミュニケーション能力や多文化共生力を育成するため、豊中型の国際交流教育を進めていく予定だ。(礒野健一)

更新日時 2012/10/09


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