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子どもと楽しみたい絵本 てくてく編⑬

「うみべのハリー」文:ジーン・ジオン 絵:マーガレット・ブロイ・グレアム 訳:渡辺茂男(福音館書店)

【うみべのハリー】
 このコーナーで、私は裁縫が苦手と書いてきました。それよりも苦手なのが、泳ぐことです。金づちというよりも、ハンマーくらいです。幼い時、海でクラゲに刺されたことがあり、海水に体をつけることも苦手です。子どもができると、そんなことも言えず、海辺までは出かけるようになりました。でも、私は、この作品のハリーの飼い主のお母さんのように、ビーチパラソルの下で、荷物のお守りです。ハリーは、ビーチパラソルの中に入れてもらえず、波打ち際をさまよっていると、波にのまれて海藻に覆われ、海のおばけのようになってしまいます。日差しの強い夏の海辺では、この方法が良いのかもしれません。毛皮も着てるしね! 夫も水泳は得意ではありません。子どもと夫が海辺で遊ぶのは、砂山を作ったり、砂風呂ごっこです。我が家の子どもたちは、おぼれても助けてもらえないことがわかっていたのか、どの子も泳ぎは得意になっていました。(絵本を楽しむ会・M)

更新日時 2012/08/07


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