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編集長のズボラ料理(555) アボカドギョウザ

とろけるチーズを一緒に包んでもいい

 うちの前の小さな花壇が、小学生の集団登校の集合場所になっている。その時間に合わせて、花壇の手入れをするので、毎日5分ほど子どもたちと話したり、遊んだりすることになる。
 時計も持って行く。出発時刻の7時55分になると、ベルが鳴るようにセットしている。タイムキーパーの役割でもある。今年はコロナ禍のせいか、2学期が始まるのが例年より早く、それを知らずにいたら、玄関でポンポーンと鳴り、子どもが「今、何時?」と聞きに来たことがあった、
 100円ショップで簡単なおもちゃを買って、袋の中に入れておく。子どもたちは好きなものを引っ張り出し、時計のベルが鳴るまで遊ぶ。
 おもちゃにもはやりがある。野球ゲームも人気だったが、100円なので作りがしっかりしておらず、やがて壊れてしまった。すぐに直せるのだが、関心はほかに移る。
 人の手をしていてゴムのように伸び、壁などにぶつけるとくっつくおもちゃが人気だった。地面にも投げるので、ドロドロになる。家に持って帰るときれに洗い、また袋に入れておく。これは結構長く人気だったが、洗ってもよごれが落ちなくなってきて、ブームは終わった。
 ルービックキューブは、色がはがれてしまい、今は袋の底にある。縄跳びもはやり、取り合いになってきたので、もう1本買って2本にしたが、そのとたん、興味はヘリコプターに向かった。子どもは飽きっぽい。今は、かけっこが流行っている。おもちゃ袋はひまである。
 大人だって飽きっぽい。ただ、ご飯は飽きずに毎日食べている。炊いただけの白いご飯を、飽きもせず。時には炊き込みご飯や焼き飯のもするが、9割はそのままだから、辛抱強い。
 ところが、おかずとなると、ちょっと違う。僕は刺し身が好きだ。魚介類は種類が多いから、前日とは変えて食べることもできるが、毎日では飽きてしまう。豚カツも好きだ。しかし、ソースを変えるか、付け合わせを工夫するか、それくらいしか変化させようがないから、3日連続して食べたら嫌になる。飽きっぽさは、子どもと変わらない。
 ギョウザも好きだが、2日連続はしない。これは違った理由がある。作るのが面倒くさいからだ。そこで、味の素の冷凍ギョウザでごまかす。それでも変化が乏しいので、飽きがくる。そこで……。
 アボカドは皮をむき、種を取り、小さく切る。ギョウザの皮にアボカドを乗せ、少しマヨネーズを塗り、カレー粉を多めにふって包む。後は焼きギョウザと同じ。フライパンに油をひて熱し、アボカドギョウザを並べて焼き、途中で水を加えて蒸し焼きにする。味が薄いと思う場合は、ポン酢をかけて食べる。
 かなり変わったギョウザだが、ギョウザと言えるかどうかは、難しいところだ。(梶川伸)2021.01.23

更新日時 2021/10/23


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