身近な生き物たち
ツバメは子育てを終えると、秋の訪れとともに南へと渡りを始める。渡りの前には集団でねぐらを形成する。関西では高槻市道鵜(どうう)町の淀川右岸に4万羽余りが集まる...
梅雨の時期、山の中で木の枝にぶら下がる白い塊を見かけたことがあるだろうか。拳ほどの大きさの白い塊には、よく見ると白い粒がたくさんあり、その下は必ず池などの水場...
初夏から梅雨にかけての時期、淡い光で日本の夜を彩る風物詩といえばホタルだ。都市部や住宅地ではなかなか見られないと思われがちだが、少し探せば意外に近くで観察でき...
カラスはスズメ、ハトともにもっとも身近な野鳥だ。鳥としては頭が良く、これといった天敵もいないため、野生種らしからぬ「遊び」をする姿はユーモラスでもある。一方で...
「いつもより鳥が少ない気がする」。この連載のための取材をしていく過程で、この冬に何度か聞いた言葉だ。長年にわたって北摂地域の自然や動物を観察してきた人たちの言...
ヌートリアという動物をご存知だろうか。体長約60センチ、体重は大きいもので9キロほどになるネズミの仲間だ。水辺に住み、後ろ足には水かきが付いており、泳ぎが得意...
豊中市の服部緑地ではこの時期、冬の渡り鳥たちが数多く観察できる。 1月29日に行われた初心者向けバードウォッチング会(服部緑地探鳥会主催)では、約30...
人間がご飯を食べるのと同じく、動物たちもエサを食べなければ生きられない。そのエサが、人間の作る農作物だった時、自然の中に生きる動物は、害獣として駆除の対象にな...
最も身近に見られる野生動物と言えば、カラス、スズメ、ハトなどの鳥だろう。 豊中市の服部緑地で野鳥を観察する服部緑地探鳥会の篠崎裕子さんは、「そうした鳥...
鳥と同じように渡りをするチョウがいる。アサギマダラだ。夏の暑い時期は東北から北陸、信越地方などで過ごし、涼しくなると南下して沖縄や台湾まで飛び、暖かくなると再...