ちょっと味見を(1492) 子持ちたか菜
引き寄せられ、思わず買ってしまいたくなる名前というものがある。高知県室戸市の道の駅にあった「子持ちたか菜」もそうだった。もちろん、室戸市産の表示があった。
とは言っても、何が「子持ち」なのか分からなかった。タカナは知っている。しかし、通常食べるのは、タカナの漬け物で、生はあまり見たことはない。売っていたのは小さいのだが、太い茎に緑の葉の部分がチョロチョロとついている。小さいから「子」なのか、チョロチョロだから「子」なのか。
スライスしてゆで、酢みそをtけて食べてみた。すると、茎から小さな茎のようなものが出ているのに気づくが、これが「子」なのか。
分からないまま食べてみると、タカナ特有の苦みと青臭さを感じる。しかし、強くはない。ゆでた色は薄い緑の爽やかな色をしていた。(梶川伸)2019.02.24
更新日時 2019/02/24