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ちょっと味見を(1371) 京都和束のキヌヒカリ

京都和束のキヌヒカリ

 京都府の一番南の木津川市に住んでいる。米には恵まれた地域で、新米が出ると、近くのいろいろな米を食べてみる。今回は隣町、京都府和束町のキヌヒカリ。生産者の個人名が表示してあった。
 和束は山の町で、宇治茶の主産地になっている。今回の米は棚田で育てたもので、「深山の谷の水をかんがい用に使っている」と袋に書いてあった。「自家用米の一部を出品しています」とも。
 かむとおいしい米だと思った、やや固めの炊き方が好きなので、よくかむことになるが、そうすると米のうまみと甘みがじんわりと出てくる。ハクサイの浅漬けののようなちょっと酸っぱくて味のある漬け物との組み合わせが気に入った。(梶川伸)2018.10.30

更新日時 2018/10/30


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