ちょっと味見を(1277) 朽木屋の焼きサバ
パソコンをさわっていて、懐かしい写真を見つけた。以前、福井県小浜市に行った時のものだった。
その昔、小浜から京都にサバかついで運んだ。その道は鯖(さば)街道と呼ばれ、小浜市にの起点となった場所に、魚屋の朽木屋があった。店の前で串に刺したサバを焼いて売っていて、それを1本買った。
食べながら歩いていると、びっくりすることが起きた。トンビが後から飛んできて、焼きサバをくちばしで挟んで取っていった。サバはすぐに地面に落ちたが、汚れてしまったので、もう食べることはできなかった。ほとんど口にしていない時のことで、残念な思い出となった。(梶川伸)2018.07.29
更新日時 2018/07/29