ちょっと味見を(1142) 三方六
北海道土産にもらったのは、「三方六」という変わった名前のバウムクーヘンだった。河東郡音更町、柳月の商品。説明書を読むと、北海道の開拓にちなむネーミングだった。
開墾のために伐採が盛んに行われた。まっすぐな木は建築に使い、外は暖をとるまきにした。その時、三角形の木口のサイズが一辺六寸で、三方とも同じようにしたため、「三方六」と呼んだという。
きめが細かく、しっとり系のバウムクーヘン。周りを茶色と白の模様でコーティングしている、これが、巻を燃えているイメージにつながる。(梶川伸)2018.03.20
更新日時 2018/03/20