豊中「消防・救急救命基金」に、豊中女 性防火クラブ連絡協議会の井関雅子会長が100万円寄付
救命力世界一を宣言している豊中市は4月1日、「消防・救急救命基金」への新たな寄付を開始した。市内で防火・防災の普及啓発活動を行う豊中女 性防火クラブ連絡協議会(3174人)の井関雅子会長が1日、100万円を寄付した。
市役所を訪れた井関会長は「消防職員の皆さんは知恵と工夫で、防火や防災を呼び掛ける活動を続けています。その活動に役立ち、安心・安全なまちづくりにつながればうれしい」と話していた。
この基金は個人や団体などからの寄付金を積み立て、消防車両や資機材の整備、火災予防・救急普及啓発などの事業に活用し、消防・救急救命体制の充実を図るために創設された。基金の愛称は「“守る力”救命力世界一基金」。
豊中市は2008年に「豊中市を応援するための寄附条例」を制定。市に寄付を行う場合、メニューの中から寄付金の使い道を指定でき、寄付金は各基金に積み立てられる。公園や道路などの公共施設を整備するための公共施設等整備基金や、子どもの教育や生涯学習に関する施設・備品を整備するための教育振興基金など10の基金のほかに、4月1日に消防・救急救命基金とスポーツ振興基金が加わった。
豊中女性防火クラブは、家庭から火災の発生を防止するとともに、発生した場合に被害をできるだけ少なくするため、防火に関する知識や消火方法、応急手当などについて地域で研修・訓練を行っている。小学校区を単位として37クラブが結成されている。
=情報提供・豊中市2016.04.03
更新日時 2016/04/03