池田・五月山周辺の花見ルポ 桜も人も“満開”
池だ文庫の桜。しだれ桜はまｄ２分咲き程度だった
好天に恵まれた４月２日、池田市・五月山周辺の花見スポットを歩いた。阪急池田駅をスタートし、池田駅前公園、池田文庫、池田城跡公園、池田市緑のセンター、五月山児童文化センター、五月山公園という、すべて歩いて行ける手軽でポピュラーなコースを選んだ。絶好の日にあたったようで、どこも桜は満開。五月山公園では、駐車場に入る車が列をつくるなど、人出の方も“満開”だった。
◆池田駅前公園＝菅原町１
池田駅からすぐ、市役所の前に池田駅前公園がある。桜はソメイヨシノが１０数本。まさにピークの日といった印象で、家族連れもたくさん繰り出していた。
◆池田文庫＝栄本町１２－１
阪急に関する資料館が池田文庫で、建物の中は有料だが、庭は自由に入ることができる。奈良市の東大寺法華堂前の灯篭（とうろう）の模造品などが配置された庭には、しだれ桜が１本。まだ２分咲き程度だったが、ほかの数本の桜は満開近し。桜以外にも花があり、リキュウバイは清楚（せいそ）な白い花が咲き始めていた。
◆池田城跡公園＝城山町３－４６
池田城跡公園は、花にあふれていた。桜は東屋の横のピンクの大きなしだれ桜が目をひき、ほぼ満開。東屋では桜見物の客が入れ替わり、弁当を開いていた。しだれ桜のほか、前年の秋から咲いている十月桜、濃い赤のオオヤマザクラなど桜の種類も豊富で、いずれも見ごろを迎えていた。ユキヤナギ、レンギョウ、サンシュユは花をふんだんにつけていたが、モクレンはほぼ散っていた。
◆池田市緑のセンター＝五月丘５－２－５
池田市教育センターの前を通り、ふれあい橋を渡って、緑のセンターへ行く。その道筋も、桜が咲き誇っている。緑のセンターのそばの桜も良い時期で、その下のベンチは家族連れが占めていた。温室もあり、無料で珍しい植物を観賞することができる。
◆池田市五月山児童文化センター＝綾羽２－５－９
五月山児童文化センターは、満開の桜に包まれていた。そばに広場があり、子どもたちが桜の下で滑り台を楽しんでいた。
◆五月山公園＝綾羽２－５－３３
五月山児童文化センターから桜を眺めながら歩いてゆく。五月山公園も桜は満開だった。広場は仲良く遊ぶ親子、シートを敷いて手作り弁当を食べる家族など、人があふれていた。人だけではなく車も多く、駐車場は満杯で、空くのを待つ車の列が伸びていた。五月山動物園のヒツジと触れ合う場所、できたばかりの忍者をテーマにした公園も桜が彩りを添えていた。有料道路の入り口近くでは、白、ピンク、赤の花モモが、桜と美しさを競っていた。（梶川伸）2014.04.02
更新日時 2014/04/03
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