ハーブで暮らしを楽しむ⑬
東日本大震災から1年。原発の事故以降、関西にいる私たちも食材選びに不安に思うことがありますが、過敏になるだけでなく、正しい知識を持って健康を守っていくことが大事だと思います。
放射能から食卓を守る方法のひとつとして、ハーブの活用があります。例えば、ビタミンCの豊富なローズヒップは細胞のがん化を阻止し、含有成分であるペクチンは放射性核種を含む金属イオン類を吸着・排出させる効果があると言われます。また、ハイビスカスに含まれるカリウムは体内の放射性セシウムと置き換わり、セシウムを体外に排出すると期待されています。
原発事故の影響は長いスパンで立ち向かわなければならないともいわれます。やっと1年、されど1年。ただいたずらに怖がるのではなく、正しく食卓を守る方法を知り対処することで、復興の一助になればと願います。
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更新日時 2012/03/01