はてな?① 大阪中央放送局
豊中市北桜塚4、大曽公園に「大阪中央放送局」と彫られた古い石の四角柱がある。石柱の上には構造物があったのだろが、取り除かれているようだ。
豊中市に聞くと、1941年に建てられ、「ラジオの電波塔」と呼ばれていたという。大阪府内にはいくつかあり、「ラジオの普及のため、ラジオ体操を流していたのではないか」と説明する。
NHK大阪放送局も「戦前のラジオ塔で、上に拡声器をつけ、ラジオ体操を流していたものだろう」と、同様の解釈を示した。豊中市には時折、「あれ何?」の問い合わせがあるそうだ。(梶川伸)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第36号(2012年3月1日)
更新日時 2012/02/07