小南市長が池田市民とコミュニティートーク
小南修身・池田市長が市民と気軽に交流する「こみなみ市長とコミュニTEA(ティー)トーク」を2月7日、市役所内の喫茶店「パーラーいけだ」で開いた。
参加した14人は市の財政状況、職員や市議会議員の給与の現状について意見を出した。中でも「池田市では東日本大震災被災地におけるがれきの受け入れについてどう考えているか」の質問に、小南市長は「大阪府は受け入れる姿勢を見せており、道義的にもがれき処理は受けなければならないと考えている。しかし府自体は焼却場を持っていないため、結果的に府内の市町村に処理を受けてもらわないといけない。そのがれきを被災地からどう運ぶか、その費用はどうするのか、がれきを焼却した灰に放射能が強く残っていればどう処理していくのか、など詳細な説明が市町村にされていないのが現状である。そのため、処理した灰の集積所をつくるにせよ、住民の理解を得る必要がある各自治体としては簡単に受ける訳にはいかないだろう」と説明した。
さらに「毎朝市役所内で池田市歌が流れているが、池田市歌は3番まであるのに、今は1番までしか流れていない。2番はすばらしい歌詞なので、できれば2番まで流してほしい」の要望には「すぐに実行できることなので取り組みます」と応えた。
参加者からは「市長と直接話せるいい機会。これからも継続をしてほしい」と話し、当初予定していた30分間を大幅に延長し、1時間30分で終了した。小南市長は「市民の方々と気軽に交流を図れる場を設け、大変貴重な意見をいただくことができた。できれば今後も参加者を募り、継続できるようにしていきたい」と話していた。=情報提供・池田市
(進藤郁美)
更新日時 2012/02/07