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ふくまるにファンクラブ メタボ解消、ダンスに挑戦

ファンクラブが出来て大喜びのふくまるくんとマネージャーの今泉奏さん。「僕が小槌を持っている時に出会うと運気アップのチャンスだよ」

 池田市は市のイメージキャラクター「ふくまる」ファミリーのファンクラブを作った。会長はいけだまちづくり協議会会長の松室利幸さんという偉いさん。4月1日から会員を集めたのに、もう79人(4月22日現在)が入会した。

 「ふくまるくん」は市立五月山動物園のウォンバットと、福を呼ぶ大黒天の血をひき、2008年に生まれた。名前は市民が考えて決め、「何事も丸く収まり、池田に福が訪れますように」との願いが込められた。妻は「ふくまるちゃん」で、ちょっとややこしい。生まれた四つ子は成長が早く、今年小学校に入学した。

 食いしん坊な顔立ちそのままにラーメンが大好物。特技はどこでもすぐに寝られること。「ふふふ」と笑うのが癖だ。「しっぽを触られるとこそばがり、背中に触られるとプンプン怒るが、鼻をなでられると機嫌が良くなる」とマネージャーを務める観光・ふれあい課の今泉奏さんが、そっと耳打ちしてくれた。

 2010年、滋賀県で開かれた「ゆるキャラまつりin彦根」ではモンキーダンスやムーンウォークを披露して観客をあっと言わせた。ダンスの幅を広げるのと、メタボなお腹の解消のために日々、今泉さんの猛特訓を受けている。ふくまるくんは「録画したビデオを見て、汗だくで練習してるんだ。難しいダンスにも挑戦しているよ。ふふふ」と笑った。

 「手や体の動きで、顔の表情まで違って見える」と今泉さん。ファンクラブの年会費は500円。会員はふくまるストラップがもらえ、ファミリーから手紙が届く。問い合わせは観光・ふれあい課072-754―6244。ふくまるくんの秘蔵写真をウェブ(http://machigoto.jp/)に掲載。ふふふ。

 (進藤郁美)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第20・21号合併号(2011年4月28日)

ふくまる ゆるキャラまつり ふくまるファミリー

更新日時 2011/04/27


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