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ちょっと味見を(1411) 美山鹿のしぐれ煮

美山鹿のしぐれ煮

 2012年の紅葉のころ、遊び仲間で京都府南丹市美山町の「かやぶきの里」に行った時のことだった。かやぶきの家々を見てから、美山町自然文化村まで歩き、昼ご飯を食べた。
 注文したのは田舎の定食。当時のメモがパソコンに残っていて、値段は1000円だった。料理はイタドリ、白あえ、卵焼き、鹿肉のしぐれ煮、野菜の天ぷら、サトイモ、ヤマブキ、ゴボウ、カボチャ、サトイモなど。まさに田舎の定食だが、その中の鹿肉が珍しく、「美山鹿のしぐれ煮」を買って帰った。
 鹿はそう食べたことはない。豊中市の喫茶店で、鹿カレーを食べたことがあるが、そのほかはあまり印象は強くない。買って帰ったのは、甘辛く煮込んだつくだ煮。鹿の味は残してなかったが、美山という土地が食欲をそそった。(梶川伸)2018.12.06

更新日時 2018/12/06


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