ちょっと味見を(1119) やわらか空豆
遍路の先達で四国に行った際、土産物店で試食をして気に入ったのが、「やわらか空豆」だった。案内をしたお遍路さんも、試食したうえで買い求めていたので、決して独善的な好みではないと思う。
乾燥させた空豆を、皮のまま炒るタイプのお菓子で、普通のものは歯が欠けそうになるくらい固い。その固い空豆でも、一部は実の密度がやや薄く、柔らかいものがある。袋の中の空豆がほとんど、密度が薄めのものになっているのが、「柔らか空豆」だ。皮も食べられるのもいい。松山市の珍味堂の商品だった。(梶川伸)2018.02.24
更新日時 2018/02/24