ちょっと味見を(472) 杜氏の独り言
デパートの地下に行くと、酒造会社が自社商品の販売に来ていることがよくある。京都府京丹後市、熊野酒造の「杜氏(とうじ)の独り言」も、伊勢丹京都店で販売しているのに出会い、1本買ってみた。
原料は酒米ではなくコシヒカリなのが、買ってみようと思う1つの要因で、もう1つはネーミングだった。焼酎(しょうちゅう)の「百年の孤独」が大ヒットしたが、似たような印象がある。常温で飲んだ。甘めで強めの味わいで。最初は飲んだ後に口の中で味わいが残る。ただ、盃を重ねれば、味の分からない単なる酔っ払いになってしまうが。(梶川伸)2015.05.31
更新日時 2016/05/31