ちょっと味見を(320) 多治見修道院のワイン
青春18切符で岐阜県多治見市に行った。目的の1つは、多治見修道院のワインを買うことだった。
修道院の前に、永保寺に寄った。池を配し、半円形の橋を渡して、中央部は屋根付きになっている。この光景が美しい。
実は、寺に行く途中、散歩中の夫婦に道を聞いた。散歩コースに入っているといい、案内をしてくれた。それどころか、寺に近くに停めていた車で、修道院まで送ってもくれた。
修道院は礼拝堂が見学できる。その入り口に小さなショップがあって、残り少なくなっていた赤ワインのハーフボトルを1本買った。
敷地の中にブドウ畑がある。冬なので木は枯れていて、ブドウ棚だけが残っていた。そこのブドウを収穫し、修道院の醸造所でワインを作る。
ワインのことはよく知らないのだが、飲んだ印象を書くと、酸味が強く、味も香りも強めだと感じた。味よりも、「修道院のワイン」というイメージがひきつけるワインだ。(梶川伸)=フェイスブックにも投稿2016.01.05
更新日時 2016/01/05