子育てサークル(37) おはなし とんとん
豊中市立千里図書館で、毎週水曜日午前10時半から、0歳児の赤ちゃんを対象にした絵本の読み聞かせ会「おはなし とんとん」が開かれている。司書が選んだ絵本に合わせて、わらべ歌を歌ったり、赤ちゃんを抱っこしたり、くすぐったりしながら、親子で交流をはかる場にもなっている。
取材日には23組の親子が参加。司書の三宅裕子さんが谷川俊太郎の絵本「ぽぱーぺぽぴぱっぷ」を読み始めると、赤ちゃんたちの視線が集まった。この本は「ぱぴぷぺぽ」だけで書かれたもので、ストーリーらしきものはない。それでも三宅さんは「赤ちゃんの反応がいつもいい。大人にはわからなくても、赤ちゃんは理解しているみたい」と笑う。この日は泣き出す子もおらず、会は終始なごやかに進んだ。三宅さんは「泣き出す子もたまにいるが、赤ちゃんは泣くのが仕事。参加者はみなお母
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第55号(2013号9月12日)
更新日時 2013/09/13