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胃がんフォーラムに市民約20人が参加

 「マチゴト豊中・池田」主催の地域医療フォーラムが2月27日、豊中市玉井町1、とよなか男女共同参画推進センター「すてっぷ」で開かれ、市民ら約20人が聴講した。
 今村博司・市立豊中病院外科部長が講師を務め、がんになりにくい食事や生活習慣を紹介するとともに、男女ともに多い胃がんに焦点を当て、胃がんを引き起こす「ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)」の説明や、最新治療について説明した。講座には参加者も質問という形で積極的に参加。「ピロリ菌を除去した方がいいか迷っている」「胃がんになるとどんな症状が出るのか」などの質問があった。今村さんは「感染による胃がんは、撲滅の対策が講じやすい。がんをよく理解し、定期的に検診を受ければ、胃がんで亡くなる人は激減するだろう」と話した。
 マチゴトは3月と4月にも健康フォーラムを企画している。次回のテーマは2回連続で大腸がんになる。(早川方子)

更新日時 2013/03/18


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