ちょっと味見を(3345) スキー正宗
日本酒の飲み比べ、今回はおもしろい名前の「スキー正宗」を飲んだ。新潟県上越市、武蔵野酒造の商品だった。
ラベルにはスキーをしている人の絵をあしらっているが、その絵といい、ラベル全体の色合いといい、レトロな感じがする。ラベルの説明文で復刻版と知り、納得した。越前高田(上越市)は明治44年、オーストリアの軍人、レルヒ少佐によって日本でスキー術が伝えられた地で、これにちなんだ酒のネーミングになっている。飲んでみると、やや甘めの薄味で、スキーの文字に引きずられるせいか、爽快な印象を受ける。(梶川伸)2024.02.22
更新日時 2024/02/22