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大阪国際空港で「親子で聴けるエアポートコンサート」

 大阪国際空港ターミナルビル(蛍池西町3)で2月24日、「親子で聴けるエアポートコンサート」が開催された。これは、日頃コンサートに行くことが難しい乳幼児と保護者を対象に開かれたもので、豊中市と大阪音楽大学(庄内幸町1丁目、中村孝義学長)が共催でコンサートを行うのは今回が初めて。この日は、同大学の学生と卒業生の6人が出演し、映画やドラマの主題曲、オペラの劇中歌などを演奏。訪れた約60人の観客は、滑走路に離着陸する航空機がよく見える会場で、ピアノやフルートの音色や歌声を楽しんでいた。4か月になる娘、陽菜さんと来場した藤野明日美さん(28)は「親子でコンサートに行ける機会が少ないので、とても嬉しい。空港の眺めもよく、楽しく聞かせてもらいました」とにっこり。

 豊中市文化芸術・国際室では、「今後も大阪音楽大学と協力して、さまざまな世代の皆さんに、身近に音楽を楽しんでいただく機会を提供していきたい」と話している。演奏を行った同大学声楽学科の斉戸英美子さん(20)は、「日頃コンサートに参加することができない親子が、ホッとするひと時を過ごしてくれれば」と話していた。=情報提供・豊中市(早川方子)

更新日時 2011/02/24


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