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豊中市が肉付けの補正予算案

 豊中市は2018年度の補正予算案をまとめた。長内繁樹市長が5月15日に就任したため、当初予算は骨格予算にしていた。今回は肉付けの予算案となる。
 補正額は5億2102万円 。当初予算時に市長選後の補正予算の財源(予備費)として4億円を計上していたので、事業規模は当初と補正を合わせた9億2102万円となる。補正後の一般会計予算総額は1467億2035万円 。
 補正予算で行う主なものは次の通り。

■教育文化先進都市 とよなか
○千里体育館空調設置等改修事業 3 千 778 万円=空調・内装等改修実施設計委託
○「子育ち・子育て支援行動計画」の推進・若者支援事業350 万円=子どもの未来応援施策推進に向けた子どもの居場所資源調査
○児童発達支援事業民間委託=新・児童発達支援センターの整備に伴い、児童発達支援事業の一部・一時預かり事業について民間委託 (債務負担行為)
○私立認定こども園等整備事業 4 億 9 千 200 万円=私立幼稚園の認定こども園化等による待機児童ゼロ維持の取組み(継続費)
○緑地小学校放課後こどもクラブ室整備事業=緑地小学校放課後こどもクラブ室プレハブ建設にかかる設計委託(債務負担行為)
○教職員の人事等事務61 万円=教職員の長時間勤務の見直しや勤務負担の軽減に向けた国委託の実践研究
○スクールネットシステムの運用 1 千 803 万円=小中学校におけるICT教育を推進するため、ネットワーク環境を充実
○国登録西山氏庭園等の保存と活用 504 万円=国指定文化財としての指定に向けた調査研究及び保存と活用のための計画策定に向けた取組み

■まちづくり先進都市 とよなか
○南部地域活性化構想の推進 461 万円=南部地域活性化構想に基づき、学校や学校跡などを中心としてゾーンごとにまちづくりのコンセ プトを設定するとともに、コンセプトに沿ったまちのイメージをVR(バーチャルリアリティ)で提示
○新千里東町1丁目交差点改良事業 600 万円=交通渋滞の解消に向けた、交差点の改良にかかる測量及び予備設計委託
○服部天神駅周辺地区整備(都市再開発事業費) 2 千 277 万円=駅前広場整備に向けた事業化検討調査(債務負担行為)

■安全安心・健康先進都市 とよなか
○交流・支え合いの場づくり推進事業 164 万円=地域にある空き店舗及び UR の集会室を利用し、多様な主体による交流の場を創出
○グループホーム開設助成 2 千万円=従来の「国の社会福祉施設等施設整備補助事業の活用」方式に加え、建て貸し方式の補助を制度化
○豊中市安心生活創造事業 50 万円=地域包括ケアシステムの推進に向けた居場所資源の調査
○市営住宅長寿命化計画の推進 540 万円 豊中市営住宅長寿命化計画の見直し 【債務負担行為 平成 31 年度 540 万円】
都市計画推進部 住宅課6858-2398
○住宅セーフティネットの推進 879 万円=居住支援協議会の設立や家賃債務保証料低廉化事業

■魅力活力先進都市 とよなか
○文化行政推進事業 844 万円=(仮称)中学生コンサート等体験事業や文化芸術活動報奨制度の創設など

■市民サービス先進都市 とよなか
○本庁舎整備事業 432 万円=第一庁舎耐震補強工事等(債務負担行為 )
○地区会館耐震化事業 385 万円=野畑第二会館の耐震補強工事
=情報提供・豊中市(梶川伸)2018.07.18


更新日時 2018/07/18


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