ちょっと味見を(1255) 真菰麺
前回はうどんのモーニングサービスという香川県らしいうどんだったが、今回は三重県菰野(こもの)町の湯の山温泉で食べた菰野町らしい真菰(まこも)麺。
湯の山温泉の鹿の湯ホテルに泊まったことがある。菰野町は真菰の産地。稲科の植物で、茎の根元の膨らんだ部分を真菰茸(まこもだけ)と呼んで、食用にする。ホテルは真菰に徹していた。
壁に真菰が塗り込めてあり、真菰の葉を花瓶に生けてあった。真菰茸を使ったリキュールを飲み、夕食には真菰麺も出た。緑の麺で、トロロと卵の黄身が乗っていた。色が清々しかったのを覚えている。(梶川伸)2018.07.07
更新日時 2018/07/07