池田市も鳥インフルエンザ警戒
兵庫県伊丹市の瑞ヶ池(ずがいけ)で1月25日、高病原性鳥インフルエンザに感染した野鳥の死骸が見つかったことなどから、池田市でも警戒を始めた。鳥インフルエンザは人に感染することはないとされているが、念のために市立五月山動物園(綾羽)などで対策をとっている。
五月山動物園では、子どもたちが動物にさわることができる「ふれあい動物園」が人気だが、ニワトリはしばらくの間、さわれる動物の仲間から外す措置をとった。また、飼育している鳥類のエミューへのエサの販売を中止している。子どもたちがエサやりで、エミューに接触しないように配慮した。そのほか、動物園の入り口に消毒マットを敷き、飼育員の長靴の消毒などを実施している。
水月公園(鉢塚)には野鳥が飛んでくる。鳥の死骸を見つけたら、さわらずに、市に連絡するように呼びかける看板を、池の周りに取り付けた。(梶川伸)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第14号(2011年2月3日)
更新日時 2011/01/31