千里文化センターの屋上庭園に地元企業がウッドデッキを寄贈
千里文化センター「コラボ」の屋上庭園にこのほど、スギでできたウッドデッキ約12平方メートルが登場した。新千里北町3丁目にある高知県土佐町の第3セクター「土佐産商株式会社」から寄贈されたもので、市民12人でつくる屋上庭園分科会が手入れしている花々とともに、市民の憩いの場としての屋上庭園に一役買うことになる。
土佐産商株式会社は昭和61年、高知県土佐町の出資による住宅建設の第3セクターとして設立。「赤身杉」と呼ばれるスギを活用したリフォームなどを手掛ける産地直送サテライトセンター「とさ千里」が平成12年11月、同市新千里北町にオープンした。昨年12月、開店から10年を迎えたことから、市民に感謝の気持ちを表したい豊中同市に相談。千里文化センターの屋上庭園の存在を知り、スギを原料としたウッドデッキを寄贈することにしたという。屋上庭園分科会の浅田信利さん(65)は、「子どもがはだしで遊べる場になれば。ウッドデッキを使ったコンサートも計画しています」と話している。=情報提供・豊中市(早川方子)
更新日時 2011/01/27