豊中市外国人市民会議が会議報告書をを提出
第6期豊中市外国人市民会議(豊中市人権政策課)の委員が6月27日、2 年間の会議意見をまとめた報告書を淺利 敬一郎豊中市長に提出した。報告書には、今期のテーマである「外国人市民から見た豊中市の魅力と住みやすさ」について、豊中市で生活する外国人市民7カ国・地域の委員10人から出された意見を掲載している。
豊中市には、現在約80カ国・地域の約5000人の外国人市民が暮らしていて、市民全体の約1.3パー セントの割合となっている。外国人市民会議は、外国人市民の声を市政に生かすため、2005年7月に設けられた。これまで「外国人市民へのわかりやすい情報提供」、「異文化理解の推進」、「医療と健康」、「学校教育の国際化」、「国際交流センターのあり方」をテーマに、各期で意見をまとめ、市へ報告している。
今期は、ネパール、インド、イギリス、ペルー、台湾、 ベトナム、韓国の7カ国・地域の委員10人が「外国人市民から見た豊中市の魅力と住みやすさ」について、意見交換をした。
この日は、座長のシュレスター・二ローズんほか5人の委員が出席。シュレスターさんは「豊中市が誰もが住みよい多文化共生のまちになるため、わたしたちの意見を市の施策などに反映していってもらいたい」と淺利市長に報告しました。
報告書は概要版を日本語、英語、中国語、韓国・朝鮮語、スペイン語で作成し、市役所第一庁舎5階人権政策課や市内各施設で配布する。また、ホームページにも掲載する。。問い合せは、豊中市人権政策課06-6858-2586。
◇報告書の主な意見
【外国人市民から見た豊中市の魅力と住みやすさ 】
・交通手段が充実していてどこに行くにも便利
・国際交流センターがあり、日本語通訳やボランティアの活動が充実している
【新しい魅力とよりよい住みやすさへの提案】
・着物や浴衣を着るイベント、茶道や書道など日本文化体 験イベントを行う
・外国人のボランティアガイドによる市内再発見ツアーを行う
【情報発信の提案】
・英語版 Wikipedia や Wikitravel の豊中市のPR情報量を増やす
=情報提供・豊中市(梶川伸)2017.07.01
更新日時 2017/07/01