豊中市で特殊詐欺被害をストップさせる連絡会議開催
豊中市は3月22日、第1回豊中市特殊詐欺被害防止対策連絡会議を開いた。 豊中市は、市内で増加する還付金詐欺やオレオレ詐欺など特殊詐欺の被害防止を一層強化するため、警察署など各関係機関と一体となり、実効性のある対策に取り組む。
会議には、市の9課と豊中市社会福祉協議会、豊中警察署、 豊中南警察署が参加。市内での特殊詐欺 被害の状況や各組織の対策の取り組みの現状を報告するとともに、今後の課題や取り組みのあり方などについて意見交換を行った。
2016年の豊中市内での特殊詐欺被害件数は108件で、被害額は3億707万円にのぼり、大阪市を除いて大阪府内で最大の被害額だった。これまでも被害防止のため、関係機 関で協力しながら啓発活動など被害防止対策に取り組んできた。 今後は、会議などを通じて各関係機関との連携をさらに高め、市民向けイベントでの啓発活動や啓発チラシの全戸配布など、被害撲滅に向けたさまざまな対策の検討・取組みを進める。(梶川伸)=情報提供・豊中市2017.03.22
更新日時 2017/03/22