このエントリーをはてなブックマークに追加

池田市・スマイルファクトリーでブリさばき

ブリさばきの様子

 池田市伏尾台2-11、スマイルファクトリー(白井智子校長)で1月20日、子どもたちがが「ブリさばき」を体験した。鹿児島県長島町と東町漁業協同組合が、「日本一の養殖ぶりの産地」である長島町のPRと若年層の魚食離れを防ぐことを目的に、町外で初めて実施した。
 参加した子どもは28人。最初に長島町の井上貴至・副町長が、長島町のブリの養殖の取り組みについて説明した。その後、重さ約5キロのブリを漁協のスタッフが手際良くさばくと、生徒から歓声があがった。スタッフに指導されながら、子どもたちは悪戦苦闘しながらもブリをさばいた。さばきたてのブリを刺し身やブリしゃぶで食べた子どもたちは、「めちゃくちゃおいしい」「いくらでも食べられる」と大喜びだった。
井上副町長は、「漁業組合の方々が大事に育てたぶりを、子どもたちが楽しみながらさばき、おいしく食べてもらえるのは本当に嬉しい。これをきっかけに長島町やぶりを好きになってもらえれば」と話した。
ブリさばきを体験した伊藤りなさん(17歳)は「とても楽しくて、とてもおいしかった。またやってみたい」と笑顔で話した。
 スマイルファクトリーは、池田市教育委員会の委託を受けてNPO法人トイボックスが運営する全国初の公設民営のフリースクール。閉校になった旧伏尾台小学校を活用し、在籍校と連携した上での不登校生のためのスクーリングや、不登校、ひきこもり、発達障がいなど、子どもを取り巻く様々な問題に関する相談活動をしている。
=情報提供・池田市(梶川伸)2017.01.22

更新日時 2017/01/22


関連地図情報