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豊能地区3市2町教育委員会と大和大学が教員養成のための連携協定を締結

調印式の様子

 大阪府豊能地区3市2町の豊中市・池田市・箕面市・豊能町・能勢町の各教育委員会は1月16日、大和大学(吹田市、田野瀬良太郎学長)と「教員養成のための大和大学と豊能3市2町教育委員会との連携協力に関する協定」を締結した。
協定に基づいて、大学は3市2町の教員採用選考の情報を学生に周知し、各教委委は学生の教員志望者に小・中学校の現場で実習を設けるなど、より緊密な連携を図る。
3市2町は2012年4月に、教職員の人事権を大阪府から移譲を受けた。これに伴い、事務の一部を共同実施するため「大阪府豊能地区教職員人事協議会」を豊中市役所内に設置。2014年からは選考を地区独自で行っている。現在、全国で政令指定都市以外の市町村で同権の移譲を受けているのは、同地区だけ。
 これまで大阪音楽大学や大阪大学などの12大学と同じ内容の協定を締結しており、今回で13大学となる。
大和大学は2014年に開学。教育学部が創設され、2018年に第1期生が卒業予定。協定の内容は、教職員の選考に関する情報提供のポスターの設置、説明会の実施などで周知を行うことのほか、通常授業時に先生の補助を務めることで学校教育活動の体験機会をつくることなど、5項目があげられている。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2017.02.18

更新日時 2017/02/18


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