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ダイハツが池田市に災害時の初動対応に活用可能な車を提供

災害時初期対応車の提供

 ダイハツ工業(三井正則社長、本社・池田市ダイハツ町1-1)は 1月17日、災害時の初動対応に活用可能な軽商用車「ハイゼットトラック」3台とトラックの荷台に積載可能なコンテナ1台を池田市に提供した。
提供車両(コンテナ含む)は災害が発生した際に、市や地域の自主防災組織などが初動活動に使用するほか、市外で災害が発生した際には、ダイハツへ返却し、同社から被災地に車両を派遣し、活用する。
提供されるコンテナは被災地で活用することを目的に、ダイハツの関係会社である葵機械工業が製作した。このコンテナには、発電機や救助工具セットが収納されていて、災害現場での活用を想定して荷台への上げ下ろしにフォークリフト作業などが不要な作りとなっている。
三井社長は「機動力がある軽トラックの災害初動支援車を提供することで、災害発生時に活躍できるものと考えている。ぜひ活用していただきたい」と話した。
 池田市は2016年4月にダイハツと「災害時の支援協力に関する協定」を締結している。
=情報提供・池田市(梶川伸)2017.01.21

更新日時 2017/01/21


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