このエントリーをはてなブックマークに追加

S・BATTLEのKARATEミドル級・初代王座、山下勲さんが喜びを市長に報告

喜びの報告をした山下勲さん

 岡崎市竜美丘会館(愛知県岡崎市)で12月4日に行われた「S・BATTL(エス・
バトル)2016 冬の陣」のKARATEミドル級で優勝した山下勲さん(豊中市東豊中町)が12月19日、豊中市役所で淺利敬一郎市長に喜びを報告した。KARATEミドル級は今回新設された種目で、初代王座に輝いた山下さんは「4歳から頑張ってきたことが実ってうれしい気持ちです。この経験を自分の道場で子どもたちに伝えたい」と話していた。
S・BATTLは、空手・キックボクシング・総合格闘技などのプロ格闘技イベントで、2009年から始まり、今回で12回目。格闘技団体・道場に所属する小学生以上の選手が出場し、種目別や体重別で試合が行われる。
山下さんは4歳の時に父親が営む拳法剛道館(春日町)に入門。空手を続けながら小学4年生でレスリングも始め、小学6年生の時に全国ジュニアアマチュアレスリング選手権大会で3位となった。高校・大学ではラグビーに打ち込むが、20歳から再び空手をするようになり、極真空手の全日本選手権大会に数多く出場。
30歳の時に、武道で必要な精神を子どもたちに伝えたいと、自身が代表を務める空手道場「剛道館Karate Style」を始めた。豊中市と箕面市で道場を開催し、けいこを通して忍耐を学ぶことでどんなことにも自信を持てる精神育成をモットーにしている。
 大会の試合は2分間の3ラウンド。山下さんはスコア3-0の判定で勝利した。市役所で山下さんは、チャンピオンベルトを見せながら大会の報告をした。「これまで多くの空手の大会に出場してきたが、タイトルを取ったのは初めて」と話すと、淺利市長は「優勝おめでとうございます。これからも稽古に励んでさらに強くなるとともに、道場での指導に生かして頑張ってください」とお祝いを述べた。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.12.23

更新日時 2016/12/23


関連地図情報