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豊中市立文化芸術センターで市制施行80周年記念式典

スピーチする山田さん

 豊中市は10月15日、市立文化芸術センター(曽根東町3)で、市制施行80年記念式典を開催した。第1部では、市出身の映画監督・脚本家の山田洋次さんへの名誉市民称号の贈呈式などを行った。第2部では小・中学生らが歌や踊りを披露したほか、市出身のアーティスト、矢井田瞳さんのステージなどで会場は盛り上がりを見せた
 式典は来賓約230人、被表彰者約260人、招待者約650人など計1200人が出席。市立第中学校の吹奏楽部の演奏で幕を開けた。福祉や教育などの市政功労者への表彰や、兄弟都市・沖縄市の桑江朝千夫市長ら来賓の祝辞などが行われた後、名誉市民贈呈式を開催。淺利敬一郎豊中市長が名誉市民証、記念品、称号メダルを山田さんに手渡した。山田さんはスピーチを行い、「豊中のまち並みは穏やかで美しい。人と人とのつながりを大切に、変わらず素敵なまちであってほしい」と語った。名誉市民称号は、ノーベル物理学賞を受賞した故・南部陽一郎さんに続いて2人目。
 第2部では、10年後の自分の夢やまちについて、小学生10人が朗読。この作文は、募集して集まった約800通の中から選ばたれ。続いて、豊中少年少女合唱団による合唱のほか、梅花中学・高校(上野西1)のチアリーディング部の演技、小学生や中学生のダンスが披露された。
 その後、矢井田さんが登場。生まれ育った豊中での思い出などを語り、「I’m here saying nothing」など5曲を熱唱した。さらに、豊中高校(上野西5)のダンス部の生徒をバックダンサーに「My Sweet Darlin’」、合唱団とともに「Ring my bell」などを披露した。最後に、市制施行80周年を記念して作詞・作曲した「その先へ」を出演者らとともに歌うと、会場が一体となった。
式典に参加した山口有里子さんは「山田さんが名誉市民となり、 市民として誇りに思います。80周年にふさわしい式典でした」と話していた。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.10.18

更新日時 2016/10/18


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