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豊中市立大池小学校で創立80周年記念ミュージカル

音楽に合わせて歌やダンスを披露する児童たち

 豊中市立大池小学校(渡辺浩校長、本町1)は創立80周年を記念して10月24日、
児童や教員らが出演するミュージカル「素晴らしきかな大池小学校の仲間たち」を開催しいた。 
 時空を移動するロケットに児童が乗り、創立時の同校へ行こうとしたが失敗し、迷い込んだ童話「桃太郎」の世界で平和の尊さや仲間と信じ合う大切さを学ぶオリジナルの物語。出演した4年生の林竜希さんは「大池小学校の80周年をお祝いしたい気持ちでけい古に励みました。見た人が平和の尊さや友達の大切さを分かってもらえたらうれしい」と話していた。
豊中市は1910年の箕面有馬電気軌道(現在の阪急電鉄)の開通後、住宅開発が進み人口が増加した。大池小は、児童数の増加に対応するため、大池を埋め立て、1936年に豊能郡克明第三尋常小学校として創立された。
 卒業生で放送芸術学院専門学校の教育顧問である須賀寅充さんが、記念のミュージカル開催を学校に呼び掛け、今回のミュージカルが実現した。脚本・演出を須賀さんが担当し、3年生10人、4年生12人、5年生3人、6年生1人と教員11人のほか、専門学校の須賀さんの生徒らが出演した。7月から月2回、放課後に1時間程度歌やダンス、芝居のけい古に励んだ。
公演は体育館であり、児童や保護者が観覧した。昔の校舎や運動会の様子が写真で紹介されたほか、教員のピアノやドラム、トロンボーンなどの演奏に合わせて、児童らが歌やダンスを披露した。
須賀さんは「創立80周年を記念した作品を通じて、出演した子どもたちも、観 覧した子どもたちも平和の尊さや信じ合うことの大切さを感じ取り、成長しても折に触れて思い出してほしい」と話していた。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.10.25

平成28年10月24日 豊中市取材メモ
写真1:音楽に合わせて歌やダンスを披露する児童たち
写真2:スクリーンに映し出される映像に合わせて児童がナレーションを行った
写真3:桃太郎や村人などを演じる児童たち

更新日時 2016/10/25


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