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株式会社きるとがハートフル企業チャレンジ応援賞受賞
症状を手にする中村恒孝代表取締役（写真左）
障害者の雇用促進や職業教育などに貢献し、その功績が顕著な企業に贈られる平成２８度大阪府障がい者雇用貢献企業（大阪府ハートフル企業）顕彰のハートフル企業チャレンジ応援賞に、豊中市寺内１、株式会社きると（中村恒孝代表取締役、６２人）が選ばれた。中村さんらは９月７日、豊中市役所を訪れ淺利敬一郎市長に受賞の報告をした。
きるとはごみの資源化・リサイクル事業を行っている。正社員の知的障害者が定年まで働き続けられるよう、体力などを考慮した短時間正社員制度を導入していることなどが評価された。
きると２０１１は年に設立。豊中市伊丹市クリーンランド内で、資源化物である缶、プラスチック製容器包装、ペットボトルの手選別作業を行っている。３２人の知的障害者を正社員として雇用し、社員の高齢化による体力低下をケアするため、毎日の体重や血圧の測定、毎月の顧問医師による巡回相談を実施。２０１６年８月からは、年齢や体力低下を考慮し、定年まで働き続けられるように短時間正社員制度を導入している。
市役所を訪れた中村さんは「短時間でも定年まで働ける仕組みを作ってきたことが評価されて光栄です。社会全体で障害者の雇用が広がればうれしいです」と話していた。
＝情報提供・豊中市（梶川伸）2016.09.08
更新日時 2016/09/08
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