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豊中市が自然の力で浄化する人工湿地浄化施設

施設イメージ図

 豊中市は、下水高度処理水をさらに自然の力で浄化する人工湿地浄化施設を、豊中市原田中2にあるの中に築造する。下水高度処理水のさらに浄化し、農業用水として供給する取り組みは国内初となる。10月に着工し、2017年3月に完成予定。
高度処理された下水処理水には、水稲に影響を与える窒素が含まれているが、この施設は、 電気やガスなどの資源エネルギーを使用せず、細菌の働きにより窒素の濃度を低減させる。完成して送水開始後、徐々に細菌が繁殖することで窒素が低減し、1程度で安定した浄化水となる。
 原田地区周辺の農地は、猪名川の水と地下水を農業用水として利用している。しかし、猪名川の渇水の際は取水制限され、農業に大きな影響を受けてきた。また、地下水を約90メートルの深さからくみ上げており、井戸の維持管理に多くの経費がかかっている。今回の施設は、枯れることがない下水処理水を自然界にいる細菌の働きにより自然浄化し、安定した農業用水を確保するもので、井戸の維持管理にかかる経費の削減も期待でききる。また、資源エネルギーを利用しない環境に優しい施設でもある。
 農業用送水施設の概要は次の通り。
・浄化方法:=人工湿地法(浸透流方式) 水平浸透で脱窒し、鉛直浸透で硝化をすることで窒素を除去する
・処理流量=1日約1100立方メートル
・水槽容量=約580立方メートル(水平槽 8槽、鉛直槽 88槽、貯留ます4槽)
=情報提供・豊中市役所4(梶川伸)2016.08.09






































































更新日時 2016/08/09


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