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学校給食の調理員が災害時に備えて移動釜による炊き出し訓練

移動釜を使って初めて米を炊く職員

 豊中市立走井学校給食センター(走井3)は8月3日、災害発生時に避難者や被災者に対し無料で食事を提供することを想定し、移動式の災害用煮炊釜による炊き出し訓練を実施した。
 センターの調理員15人が調理し、普段の調理と移動釜での調理方法の違いを確認しながら、約200分のカレーを作った。訓練に参加した、市立箕輪小学校で昨年までPTA会長を務めた福本雅一さんは「万が一、災害が起こったときでも、給食センターにある器具を使えると安心できる。これからも災害時に何ができるのかを考えて、日ごろから備えていきたい」と話していた。
 センターは市立服部学校給食センターの老朽化に伴い新たに建設され、2015年4月に開設した施設。市地域防災計画で、センターにある市学校給食課が災害時の炊き出し班に指定されていることから、開設とともに移動釜を配備している。移動釜は、縦0.95メートル、横1.35メートル、高さ0.860メートルの大きさで、約200人分もの炊き出しを作ることが可能。
 今回の訓練は、災害時の備えとして、普段使用することがない移動釜を使った炊き出し方法を改めて確認しようとするもので、通常使用している釜と違い、熱が全体的に伝わりにくいことなどを確認しながら調理した。センターは「災害に備え、移動釜を使った訓練を続けていき、災害時に少しでも市民の皆さんのために役立てたい」と話していた。
=情報提供・豊中市(梶川伸2016.08.03
写真1:移動釜を使って初めて米を炊く職員
写真2:出来上がった炊き出しを受取る福本さん

更新日時 2016/08/03


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