このエントリーをはてなブックマークに追加

豊中市が水路台帳を作成

 豊中市が2005年にに国から譲与を受けた水路について、地理情報システム(GIS)を活用した水路台帳を作成した。水路の構造や現状、修繕の履歴、占用許可などの情報を総合的に管理できるとともに、GISを通じて道路や下水道の情報との 連携も可能になり、これまでより的確で迅速な水路の維持管理が可能になった。
 農地に水を供給するための水路は、法定外公共物と呼ばれ、国が所有していましたが、地方分権一括法により、国から豊中市に譲与された。しかし、水路の台帳がない状態で引き継いだため、 現地の状況や構造が十分に把握できず、修繕などの際にはその都度、現地を調査する必要があ り、迅速な対応が難しい状況だった。このため、円滑な水路の維持管理ができるよう、2012年度からGISを活用した水路台帳の整備に着手し、このたび完成した。
 台帳の記載内容は水路番号、水路名称、始点・終点、延長、構造、用水機能、下水道計画など。またGIS上に位置を示し、現況写真などを添付している。併せて、これまでの市民からの要望事項や修繕履歴、占用許可などの情報を関連付けて記載している。
 豊中市が所管する水路は608路線、66.1キロ(開水路56.7キロ、管路ねど約 5.7キロ、排水構造物不存在は1,7キロ。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.06.12

地方分権一括法

更新日時 2016/06/12


関連地図情報