豊中市立桜井谷小学校で「わんわんパトロール隊」が発足
豊中市柴原町3-11-1、豊中市立桜井谷小学校(北之防純子校長)で5月28日、愛犬の散歩をしながら児童の登下校を見守る「わんわんパトロール隊」の発足式があった。
2015年5月20日に、登校中の桜井谷小児童の列に車が突っ込んだ事故があった。桜井谷小は事故後、保護者や地域住民とともに校区の安心・安全を守る方法を検討した結果、児童の登下校の安全を守るため、新千里南町や東豊中などでも活動が行われている「わんわんパトロール隊」を発足することを決め、事故から1年をへたのを機に、発足式をした。
パトロール隊は、地域住民や保護者が愛犬のリードに「わんわんパトロール隊」と印字された反射材を付け、散歩をしながら児童の登下校を見守ったり、不審者がいれば警察に通報したりするなど自主防犯活動を行う。
北之防校長は「事故から1年が経過しました。地域の人たちのおかげもあり、児童たちは笑顔を取り戻してきています。児童を支えてくれる保護者や地域の人たちと協力して、安心・安全な校区づくりをしていきたい」と話した。わんわんパトロール隊となった江渕とみ子さんは「1日3回犬と散歩しており、桜井谷小学校の子どもたちに福助(飼い犬)はよく知られています。子どもたちの安心・安全のために少しでも貢献できればうれしい」と、発足にあたっての感想を述べた。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.05.29
更新日時 2016/05/29