石橋南小で蛍光折り鶴の作製、特殊詐欺被害防止キャンペーン
池田市石橋4-6-1、石橋南小学校(、齋藤敏章校長、児童数262人)の生徒が4月20日、振り込め詐欺など特殊詐欺被害の防止を目的に、「蛍光折り鶴」を作製した。池田警察署が、春の地域安全運動の一環で特殊詐欺被害防止キャンペーンとして実施した。蛍光折り鶴には「振り込め詐欺にご用心」と書かれている。
参加したのは6年生36人。初めに女性警察官から非行防止と子どもの犯罪被害防止の啓発があり、児童たちは熱心に耳を傾けていた。その後、物差しを上手に使いながら、反射材で折り鶴を完成させた。折り鶴は、完成するとキーホルダーとして使用できるため、夜間には、交通事故防止にも役立つ。完成した折り鶴は家族や近所のお年寄りをはじめ、後日、児童の登下校を見守る地域の防犯ボランティアへ手渡される。
池田署の竹原秀幸・生活安全課長は、「子や孫世代からの呼びかけにより、高齢者の特殊詐欺被害などの防止につながればうれしい」とコメントした。折り鶴を作った山根理沙さんは、「犯罪が減ることを祈りながら折りました」と笑顔で話していた。
=情報提供・池田市(梶川伸)2016.04.21
更新日時 2016/04/21