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「TOYONAKAビジョン22 vol19」を発行

 豊中市は「TOYONAKAビジョン22 vol19」を発行した。ビジョン22は、都市に関する問題や市の抱える様々な課題などについて、市民や職員の認識を深め、市行政の運営や調査研究活動に対する理解と協力を啓発することを目的として、1998年から毎年発行している。
 19号のテーマは、地域に根差した産官学連携。これからの地域連携の役割や地域に根ざした産業界と行政、大学の連携の重要性などについて、学識経験者による執筆論文や産業・金融関 係者へのインタビューなどを掲載している。
 販売価格は1000円。とよなか都市創造研究所(中桜塚3-1-28)、または豊中市役所市政情報コーナー(第2庁舎4階)で販売している。問い合わせは、とよなか都市創造研究所06-6858-8811。

<特集:これからの産官学の連携>
 これまでの産官学の連携は、主に大学の理系学部と企業あるいは政府部門の連携が中心だった。しかし、地域経済が低迷し、それを回復するために新たな地域イノベーションが求められる中で、文系の学部が得意とするマーケティングや社会的課題の探索といったことも求められるようになっており、多面的・多層的な文理融合型のケースが増えてきている。大学の教授や産官学連携コーディネーター、金融機関の担当者、市内中小企業者に、それぞれの立場からの取組みを紹介している。
<トピックス:豊中市内の大学の地域連携> 近年、大学では「教育」と「研究」と並ぶ第 3の役割として「社会との連携及び貢献」が重視さ れるようになってきた。豊中市には大阪大学と大阪音楽大学があり、それぞれの大学が地域に
貢献する活動を行っている。そこで本号では、2つの大学が豊中市内の企業や地域と関わりを持 、どのように諸問題に取り組んでいるのかについて紹介している。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.03.13

更新日時 2016/03/13


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