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豊中の事業所の魅力を紹介した冊子を発行

 豊中市は市内事業所の魅力をまとめた冊子「とよなか産業フェアレポートブッ ク」を発行した。2015年11月14日に開催したとよなか産業フェアへ出展した事業所を、当日の写真とともに紹介している。
 冊子は、市内で革・布製の鞄や小物を製造している企業によるコインケース作りの様子や北摂で初のグラノーラ専門店の材料や手作りへのこだわりなど、各事業所の特徴や魅力を知ることができる。A5版のフルカラー24ページ。市産業振興課のほか、市役所受付やフェアの会場となった千里文化センターコラボ、フェアに出展した店舗などで配布している。また、子どもたちにも市内の事業所のことを知ってもらうため、市内の公立小、中学校へも配布している。問い合せは豊中市産業振興課06-6858-2188。
総務省経済センサス基礎調査によると、豊中市の事業所数は14447と大阪府内では4番目に多い。製造業の事業所も多く、府内では大阪市、東大阪市、堺市、八尾市に次ぐ事業所数を誇る。
 とよなか産業フェアは2009年にスタートし、毎年開催している。フェアではより多くの市民に市内の事業所の魅力をPRしている。フェアの参加者に後日各事業所の魅力を思い出してもらうとともに、当日参加できなかった市民にも市内事業所の魅力を伝えられるよう、イベント当日の様子をまとめて「とよなか産業フェアレポートブック」とした冊子化した。
 冊子は、ANA大阪空港株式会社や株式会社ジェイエアによる空の仕事紹介や、豊中市民で人気ブログ「Mのランチ」を執筆しているM三郎こと松村輝幸さんによる講演の様子など、豊中ならではの取り組みも掲載。ほかに、起業家と中小企業の支援施設である「とよなか起業・チャレンジセンター」の紹介や、ビジネス・就労支援に力を入れている市立図書館のり取組みなど、豊中の産業に関する情報をふんだんに紹介している。
冊子を発行した市産業振興課は「豊中市内には暮らしを支えるものづくり事業所やこだわりを持って商品を提供している小売店舗など、さまざまな事業所があることを身近に感じてもらいたい」と話している。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.02.13

平成28年2月12日 豊中市取材メモ
写真1:オーガニックナッツとグラノーラ専門店「BORN TO BE」の店内で、商品
とともに展示されている「とよなか産業フェアレポートブック」
写真2:「とよなか産業フェアレポートブック」を来店者に紹介する「BORN TO
BE」のオーナー・柴田重則さん(写真左)

更新日時 2016/02/12


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