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日本拳法の全国大会で最優秀選手に輝いた坂 東マリアさんが豊中市役所訪問

最終週の報告をする坂東さん

 第60回全日本学生拳法選手権大会(2015年11月、大阪市)浪速区)で、関西大学2年生の坂東マリアさん(豊中市野田町)が最優秀選手に輝いた。坂東さんは1月29日、豊中市役所を訪れ、淺利敬一郎豊中市長に喜びの報告をした。
 日本拳法は突きや蹴り、関節技といった攻撃の自由度が高い格闘技。この大会は毎年開催され、所定の時間内の3本勝負で勝ち負けを決める。60回大会には394人が出場した。
坂東さんは高校11生の時、日本拳法部の練習を見たことがきっかけで、日本拳法を始めた。部活動のほか、市外にある道場に通った。高校3年生で出場した大7回全国高校日本拳法選抜大会で最優秀選手賞を獲得するなど、早くからその実力を発揮。現在は関西大学の拳法部に所属し週6日、大学の昼休みに約1時間稽古に励んでいる。
60回大会には、けがで出場できなくなった選手に代わり、急きょ団体戦での出場が決まった。初戦の青山学院大学戦にはなげなく勝利。続く、大阪市立大学との対戦では、相手の激しい動きに惑わされる中で守りに徹し、狙い通り引き分けに持って行った。
 決勝戦では強豪の立命館大学と対戦。先鋒で出場した先輩部員が試合終了直前で引き分けに持ち込まれ、坂東さんは勝利の行方を左右する中堅で出場。試合中盤、投げようとしたところに面突きで一本を取られるたが、すぐに面突きで同点に。残り20秒で面突きで一本
を決め、見事逆転勝利。決勝戦での戦いが評価され、最優秀選手に選ばれた。
坂東さんは母親らと市役所を訪問。淺利市長が今後の目標を尋ねると、「卒業するまでに、個人戦でも優勝したい。そのためにこれからも稽古に励みます」と話していた。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.01.30

全日本学生拳法選手権大会

更新日時 2016/01/30


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