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「豊中のイイところ」の受賞作品決定

小野和美さんが撮影し後藤鐵郎賞とフェイスブックユーザー賞を受賞し た「ボクのヒーロー」

 豊中市公式フェイスブックページを活用して実施した写真コンテスト「みんなが選んだ!豊中のイイところ!」の受賞作品が決定した。
 豊中市在住の写真家・後藤鐵郎さんが選んだ後藤鐵郎賞と、フェイスブックユーザーが選んだフェイスブックユーザー賞をダブル受賞した「ボクのヒーロー」は、市消防局(岡上の町)で毎朝実施している消防隊員の朝礼に、3歳の男の子がこっそり参加している写真。後藤さんは「写真ならではの表現が効果的で、ユニークな視点でとらえた豊中のいいところ」とす。受賞した小野和美さん(岡上の町)は「まさか受賞するとは思っていなかったのでびっくり。消防隊員の皆さんは息子に対して優しく接してくれて、私たちにとってのヒーローです」と話している。
市は2013年5月からフェイスブックページを開設し、市の魅力を中心に発信している。ページへの「いいね!」数2000万突破をきっかけに、より注目度を高めようとのコン テストを企画した。日本広告写真家協会が監修する「年鑑日本の広告写真」に多数入選している写真家・後藤鐵郎さんなどの協力で2015年10月~11月にフェイスブックユーザーの「いいね!」による1次審査を実施し、2次審査には10点の作品が進出。豊中市長が選ぶ豊中市長賞や市広報モニターが選ぶ広報モニター賞などの審査を同12月に実施し、3作品が受賞した。
 広報モニター賞を受賞した「千里の原風景」は千里中央駅東側すぐにある竹林の写真。撮影した東里恵さん(新千里西町)は「竹林といえば京都・嵐山が有名ですが、それに負けないほどの竹林が豊中にあることを知ってほしい」と応募。豊中市長賞を受賞した「服部緑地の紅葉」を撮影した辻直之さん(曽根南町)は、「あまりにも見事な紅葉に思わず撮影した」という。
市広報広聴課は「コンテスト実施中にはページに4倍のいいね!があったほか、審査に参加した広報モニターから『こんな楽しい企画に参加できてうれしい』といった声が寄せられるなど、多くの人に喜んでもらえたと思う。今後も魅力的な企画や情報を発信していきたい」と話している。
 受賞作品は広報とよなか2月号で、全ての応募作品は広報とよなか3月号で掲載する。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.01.29

更新日時 2016/01/29


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